相続でお困りの方へ
初めての相続で不安を感じていることと思います。
まずは、お話を聞かせてください。

「何から始めれば
いいのか分からない…」
そんなあなたへ
相続はある日突然やってくることが多く、何をどう進めればよいのか分からず、不安を感じる方がほとんどです。例えば、こんなことで悩んでいませんか?
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家族と遺産の分け方を話し合いたいけれど、うまく進まない
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故人の財産がどれくらいあるのか、はっきりしない
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遺言書が見つかったけれど、どう解釈すればいいのか分からない
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相続人同士で意見が合わず、トラブルになりそうで心配
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借金があるかもしれず、引き継いでしまわないか不安
相続は複雑に感じるかもしれませんが、基本的な流れを知っておくことで、落ち着いて対応することができます。ここでは、「まず何をすればいいのか?」を分かりやすく整理してお伝えします。

1相続の手続き【早見表】
相続が発生したら、状況に応じて必要な手続きを進めることが大切です。「今すぐ何をすべきか」が一目で分かるように、状況別に整理しました。これらの手続きのどこかでつまずいた場合は、専門家への相談も一つの選択肢です。
相続発生からの期限 | やるべきこと | 補足説明 |
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7日以内 | 死亡届を提出 | 役所に届出を行う(死亡診断書が必要) |
14日以内 | 年金の手続き(厚生年金・国民年金など) | 遺族年金や未支給年金の申請を含む |
1ヶ月以内 | 相続財産の調査(預貯金・不動産・借金など) | 財産目録を作成し、負債の有無を確認 |
3ヶ月以内 | 相続放棄・限定承認の手続き | 期限を過ぎると相続を承認したとみなされる |
4ヶ月以内 | 所得税の準確定申告 | 亡くなった方の所得税を確定申告 |
10ヶ月以内 | 相続税の申告と納付 | 財産評価を行い、必要なら相続税を支払う |
3年以内 | 不動産の相続登記 | 2024年4月から義務化(遅れると罰則あり) |
2相続のよくある
トラブルと解決策
相続では、法律の知識不足や感情のもつれによって、思わぬトラブルが発生することがあります。特に、以下のケースに当てはまる場合は、早めの対応が必要です。
トラブルの種類 | 主な原因 | 解決策の例 |
---|---|---|
遺産分割の話し合いが まとまらない |
相続人同士の意見の対立、不公 平感 |
遺産分割協議を進め、必要に応じて第三者(専 門家)を交えて調整する |
財産の全容が 分からない |
故人の通帳や不動産の情報が不 透明 |
銀行や法務局で財産調査を行い、全体像を把握 する |
借金を 相続するか不安 |
故人の負債がどのくらいあるか 分からない |
相続財産を調査し、相続放棄や限定承認を検討 (相続開始から3か月以内に判断が必要) |
遺言書の内容に 納得できない |
法定相続人の権利が侵害されて いる可能性 |
遺言の有効性を確認し、必要に応じて遺留分侵 害額請求を検討 |
認知症の親の 財産管理が難しい |
成年後見制度の未活用 | 成年後見制度を利用するほか、将来に備えて信 託制度を活用する |
早めの対応が解決のカギ
話し合いが難航すると、関係が悪化し解決までに数年かかることもある
相続財産の調査を早めに行うことで、適切な判断ができる
トラブルを未然に防ぐために、
専門家のサポートを検討するのも
一つの選択肢
「どのように話し合えばいいのか分からない」 「手続きが正しいのか不安」という場合は、早めに相談することで円滑に進めることができます。
3相続の手続きの流れ
相続手続きは複雑に思えますが、主な流れを理解しておくことで、スムーズに進めることができます。相続でお困りの方へ向け、基本的なステップをわかりやすく整理しました。
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相続の開始
(まず最初に行うこと)遺言書の有無を確認
(公正証書遺言・自筆証書遺言など)相続人を確定
(戸籍謄本を取り寄せ、法定相続人を確認)死亡届を提出
(7日以内) -
財産の調査
(プラス・マイナスを把握する)預貯金、不動産、
有価証券などのリストアップ
(銀行や証券会社に問い合わせ)借金や未払いの税金があるか確認
(負債を調べ、相続放棄や限定承認の判断)相続財産の評価
(不動産鑑定や金融資産の査定) -
遺産分割協議
(相続人での話し合い)各相続人の相続分の確認
各財産の分割方法の調整
遺産分割協議書の作成
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遺産分割協議後の処理
不動産名義の変更
代償金がある場合の支払い
相続手続きのポイント
相続税の申告が必要かどうかは、
財産の総額を把握してから判断
期限内に手続きを進めるため、
早めの準備が重要
どの手続きもスムーズに進めるためには、相続の全体像を把握し、適切な対応を心がけることが大切です。
4弁護士に相談するメリット
相続はご自身で進めることも可能ですが、以下のようなケースでは、専門家のサポートが有効です。
01公平な視点での
アドバイスが得られる
相続の話し合いは、感情的になりやすいものです。家族間で意見が対立した場合、
法律に基づいた公平な視点でアドバイスを受けることで、冷静な話し合いが可能になります。
02手続きのミスを防げる
相続にはさまざまな期限があり、例えば以下のようなものがあります。
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相続放棄・限定承認
(3か月以内) -
不動産の相続登記義務化
(2024年4月以降) -
相続税の申告・納付
(10か月以内) -
遺留分侵害請求権の時効
(1年以内)
期限を過ぎると、意図しない不利益を被る可能性があります。
弁護士に相談することで、正確かつ適切な手続きを進めることができます。
03煩雑な手続きを代行できる
相続手続きには、多くの書類作成や手続きが必要です。例えば、以下のような業務を弁護士に任せることができます。
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戸籍の収集
(相続人の確定) -
不動産や預貯金の名義変更
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遺産調査
(財産や負債の確認) -
相続税申告のサポート
(税理士と連携) -
遺産分割協議書の作成
04トラブルを未然に防ぐ
相続トラブルの多くは、財産の分け方や手続きの進め方によって発生します。
弁護士が介入することで、法的に適切な方法で解決し、争いを防ぐことができます。
弁護士に相談するべきか迷ったら
「このまま進めて問題ないか不安」「何から手をつければいいのかわからない」という方は、一度専門家に相談してみるのも一つの選択肢です。初回相談を活用し、状況を整理するだけでも、解決策が見えてくることがあります。
5相談の流れ
01お問い合わせ・ご予約
お電話、メールから簡単にご予約いただけます。
土日祝や夜間のご相談も可能です(事前予約制)。
お忙しい方のために、オンライン相談(Zoom等)にも対応しています。
02初回相談(60分無料)
問題解決の方向性や必要な手続きを、わかりやすくご説明します。
「何を話せばいいか分からない」場合でも心配はいりません。専門家が必要な情報を引き出しながらサポートします。
03費用のご案内
サポート内容に応じた具体的な費用を明確にお伝えします。
「思った以上に費用がかかるかも…」といった不安を解消するため、事前に詳しい見積もりをご提示します。
04ご契約・サポート開始
ご納得いただけた場合のみ、ご契約となります。
ご契約後は、弁護士が責任を持って迅速かつ丁寧に対応いたします。